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逆転勝ちだったと思う

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台本を書いていると、それを読む人の理解が随分違うものだとよく感じます。
特に舞台の脚本はそういう事が多い気がします。
脚本は一回書けば終わりというわけではなく、何度も何度も書き直すので、それが面白い反面、段々自分が何を描きたかったのか分からなくなってしまう事も多々あります。
あとはね、いろんな人間模様が絡むのです。

この半年ほどの間、一番辛かったのは「りりは外国人だから中国の事情が分かってない」と言われた事。それもなんども。
結局物事の最後の決断の際に、これが切り札のように度々出てきました。
日本の事情が分かってない、って言われるより辛いかも。

私が描きたいのは中国の事情でないから仕方がない。でもそれはどこの国の事情でもないのです。もしくは、描きたいのは地球上の事情であって、特定の国とか場所の事情ではない。自分でもちゃんと説明できなかったせいか、ずっとずっと悶々としてしまっていました。(だからとにかく走ってました、笑)
だってね、今私の友人たちを見てみると海外帰りだからって偉そうにしてる人もいないし、外国語ができる事をやたらと自慢するような人もいなくなったし。今やってる事がカッコ良いかどうか、それが判断基準。

つまりは、国が云々言う事って減ると思うのです。

きっと江戸時代以前は日本だって黒田藩から江戸まで行くのは外国へ渡る気分だったのだろうと思うのですが、今やヒュ〜っといける。そういう感覚になっている私たちに、江戸の方々がタイムスリップしてきたとして、江戸帰りだから云々と言われても「微笑ましい」イメージになっていると思うのです。だから、外国人の考え方が自分と違うと思っていると、きっと21世紀少年たちからは「微笑ましい」と思われるような気がするのです。そしてこれは今の子供達が大人になった頃にはスタンダードになっていると思うのです。

あぁ、熱く語ってしまった。

何しろ半年ほど悩んでましたから。
髪の毛いっぱい抜けたし。笑

ところが、国際的に通用する作品を作りたいと願っているプロデューサーがドイツからスクリプト・ドクターを呼んできました。
そして13時間に及ぶ会議。
外国人票が増えたお陰か(苦笑)、私のこれまでの意見がほとんど採用された!

やっぱり思っている事は主張し続けてみるべきですね。
正直、マイノリティーは辛い。
ずっと外国人の振りをしてたら、ここの人たちとは本当の意味で友達付き合い出来ない。でもそうする事によって外国人だからきっと”自分たちが見た事もない”アイディアをもたらしてくれるに違いないという期待は薄れる。もちろん、私自身そちらの選択肢はほぼ実現不可能なので諦めています。何しろ中国で育ったので、新しいも何も、自分も見た事もないものを見たいし。
でも時代は変わっていくのです。
外国人だからというプラスαは、この国ではそろそろ通用しなくなる。
本当に面白いことをやっている人たちが増えてくると思う。
そこに国籍とか関係なくなると思う。

ほら、現に中国にもこんなに可愛いクッキーが出回るようになったのです!


”朝起きて、コーヒーを飲んだら、砂糖が入ってなかった・・・
ほら、チョコチップクッキーがあるじゃない”

と書かれてました。
この感覚!!コーヒー好きなら分かる感覚じゃないですかっ!!


なんていう、私の淡い夢に光が差したような気がして・・・
半年粘った甲斐がありました。

・・・でも疲れがたまってしまい、驚くほど寝ちゃいました。
今日も早く寝ます。















 

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